妊娠初期の腹痛・・・つわりの場合

妊娠初期に腹痛を感じることがあります。出血が無いようなら、子宮が大きくなろうとするのに伴った収縮の痛みであったり、単なるつわりなどが原因で、問題の無い場合が多いので大丈夫でしょう。妊娠初期の腹痛は珍しいことでもないので、あまり心配しなくても大丈夫です。でも安定期に入るまでは無理をせず、素人判断で済まさず、ちゃんと医師の診断を受けましょう。妊娠初期の腹痛で考えられる原因は、単なるつわりから、子宮外妊娠、流産まであります。つわりには個人差がありますが、妊娠5週〜10週にピークを迎えるというのが一般的なようです。妊娠の初期に腹痛を感じたらまず医師に診てもらい、つわりと診断を受けたら、この時期はなるべく栄養価の高いものと摂るように心がけましょう。調理法なども、体に負担がかからないように調理師やすく食べやすい方法でおこなうことをオススメします。妊娠初期は腹痛だけでなく、人によっては食欲が激減したり、嘔吐を頻繁に繰り返す人もいます。このような人は、栄養失調になる恐れもありますので、医師に相談してください。

妊娠初期の腹痛・・・子宮外妊娠の場合

妊娠初期の腹痛には様々な原因が考えられます。妊娠によって女性の体というものは劇的に変化するので、これに伴っていままで経験したことの無いような、さまざまなトラブルも経験することになります。あまり神経質になることもないのですが、中には大きな病気のサインである可能性もありますので、少しでも気になる症状があったら、すぐに医師に相談しましょう。妊娠初期に腹痛があって、さらに出血が続くようなときは、ちょっと注意が必要です。妊娠初期に下腹部痛とダラダラとした出血が続いたら、すぐに医師の診断を受けてください。妊娠の初期に、腹痛と出血のふたつの症状が現れたら、子宮外妊娠や流産の可能性が出てきます。あくまでも可能性があるだけなので、もちろんなんでもない場合も多いので、過敏に反応せず、安心するためにも、腹痛と出血があったときは、とにかく医師の診断を受けてみてください。子宮外妊娠は、受精卵が子宮内膜以外に着床して起こるため、放置していては受精卵が順調に発育することができないので、早急に適切な処置が必要となります。

妊娠初期の腹痛・・・流産の場合

妊娠初期の腹痛の原因で最も気をつけなければならないのは流産でしょう。流産は妊娠21週6日までに胎児が母体の外に出てしまうものを言います。胎児の染色体異常など、母体の状態によっていくつかの原因と結果があります。 妊娠初期の腹痛を伴う症状で以下の症状があったときは流産が原因の可能性がありますので、早急に医師の診断を受けてください。妊娠初期に少量の出血があってさらに下腹部の痛みが軽くあるものは、切迫流産の可能性があります。これは安静を保てば妊娠を継続できる場合があります。 一方、同じく妊娠初期に腹痛と出血が激しい場合は、進行流産の可能性があります。進行流産の場合は流産は避けられません。 このほかに、妊娠初期に腹痛と出血が長く続くときは、不全流産という、 内容物が一部子宮内に残っている流産の可能性があります。 ちなみに、妊娠初期に腹痛も出血もなくても、ごくまれですが、稽留流産といって、子宮内で胎児が死亡しているのに子宮内に留まっているという流産もあります。

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